当社のお菓子について

 当社は実店舗を持っておらず、主に製造卸を行う工場です。流通業者様などを通じて全国に商品を出すという特性上「日持ちがする和菓子」をメインに取り扱っております。
 和菓子業界では、自分の店で製造し販売するといったスタイルが9割を占めます。卸に特化した和菓子の製造元は全国でも少数派です。
 常温で日持ちがするからこそ全国にお出しする事ができ、1日1個ずつ、ゆっくり茶菓子としてお召し上がりいただける、そんなお菓子をご紹介いたします。

上尾製菓で扱うお菓子の説明

ゼリー菓子(錦玉羹-きんぎょくかん)とは
 京半生菓子の代表的なお菓子です。
 寒天と水飴で成形しており、それを様々な形に加工し、表面に砂糖をまぶします。
 その後、乾燥させる事で商品内の水分量を調整し、日持ちするように仕上げます。
 ひとつひとつが手作りであり、とても繊細な作業によって作られております。
鳳瑞(ほうずい)とは
 寒天と卵白で作る京都伝統の製法で作られたお菓子です。
 御供菓子などによく使われているものですが、当社ではキャラクターものとしても表現しており、
中には白餡が入っております。ふわふわな食感から和風マシュマロとも呼ばれております。
 日本国内にも製造できる職人は限られている大変珍しいお菓子です。
落雁(らくがん)とは
 落雁の種類は、今や様々な形で存在しており、弊社でも各季節の様々な落雁を今も昔ながらの手作りで製造しております。
 製法は、まず糯米を炒った「寒梅粉(かんばいこ)」という粉末を使用し、そこに砂糖等を加え、型に入れて固めて乾燥させるシンプルな方法です。
 落雁は、よく仏事や祝儀の盛菓子にも使われますが、弊社の落雁はお茶請菓子としても最適と好評をいただいております。
琥珀糖(こはくとう)とは
 琥珀糖は寒天を煮溶かし、お砂糖を加えただけのシンプルなお菓子です。近年、SNSなどでは「食べる宝石」と呼ばれる大人気のお菓子となりました。
 冷まして乾燥させることで表面を結晶化させています。そのため、外はシャリ、中はプルンとした寒天ゼリーのような食感に仕上がります。
京ラムネ さざれ とは
 当社で作るラムネは和三盆糖の干菓子と同じ製法で作られており、手で押す程度の圧力で成形しております。その為、カリっとした食感のあとのホロホロっとしたくちどけが特徴です。また原材料においてもこだわっており、徳島県産の和三盆糖や奈良県吉野葛を使用しております。
 当社のラムネにはいろんな形状があり、これまでにない可愛らしいラムネです。
お汁粉、懐中汁粉(かいちゅうしるこ)とは
 当社では巾着袋に入ったお汁粉の「里の露」、懐中汁粉「喜仙詩」といったおしるこ製造しております。
 関西では通常、「おしるこ」といえば、こし餡を使用したものをそう呼び、つぶし餡を使用したものは「ぜんざい」と呼びます。関東ではどちらも「おしるこ」と呼ばれるそうですね。
 
 弊社のおしるこも勿論こし餡を使用しており、巾着袋の「里の露」は透明の巾着袋に汁粉のこし餡が入っており、具としてゼリーや玉あられが入っています。
 ちょっと風変わりなのが、弊社の商品「喜仙詩」。
 これはいわゆる「懐中しるこ」と呼ばれるもので、最中種の中に汁粉の粉末を固めたものが入っています。
 そこにお湯を注ぐと最中種がふやけて餅のようになり、美味しく楽しめます。
 弊社の懐中汁粉「喜仙詩」は新潟県産の糯米を使用した最中種を香ばしく焼き上げており、幾度も色々な最中種を試した中から選りすぐっております。冬の寒い時には是非一度ご賞味下さい。
その他にも上尾製菓では色々なお菓子を扱っております(^^)
 当社では他にも色々な詰合せのお菓子や、仕入れたお菓子なども扱っております。上尾製菓の商品で気になる商品がございましたらお気軽にお問合せ下さい。